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【目次】チョコレートはさておき「和菓子」の「継続力」に注目しておく！

売り逃げでない価値
地中海諸国にようやく近い日本
「和菓子」の持つ継続力
「ひなまつり」の「ひちぎり餅」

2月14日のバレンタインデーもあっさりと終わり、おそらく次の〈気になる〉テーマは「ひなまつり」「ホワイトデー」に移っていっていることだろう。

チョコレートの需要期のたった一つの大きな山を過ぎてしまい、残りの11ヶ月の通常期の需要をどれだけ確実にとっていけるのかが本当の価値といえる。当然、このバレンタインの時期にだけ売り逃げたチョコレートが大半であろうが、これからの時期にどれくらい着実に売り込んでいけるかが商品力やブランドの価値そのものだ。ここで確実に勝ち残っていけるブランドがロングセラーになる。何しろチョコレートはお菓子の女王の地位を保っているのだ。…＜続きは本編をお読みください＞

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食のトレンドレポート

【食のトレンドレポート Vol.16】“おひとり様”おばあちゃんの、この朝食から学んでおくこと！！

2016年2月22日 tsujinaka

【目次】“おひとり様”おばあちゃんの、この朝食から学んでおくこと！！

“おひとり様”の楽しみ
たっぷり時間のある朝食
食べる意欲を失わないように
重いものは運んでもらう

執筆：辻中俊樹
（マーケティングプロデューサー）

食のトレンドレポートVol.16が配信されました。本号では、78歳の単身シニア女性の特徴的な朝食シーンから「朝食」に関する食のトレンドを深堀りしていきます。皆さまは、”おばあちゃん”の朝食を組み立てる基本要素が「健康」や「和食」にあると信じていらっしゃらないでしょうか。だとすれば、知識のバージョンアップが必要かもしれません。実際はそれらとは全く異なる意識レベルで価値がつくられ、朝食という毎朝の”儀式”が繰り返されていくのです。この”おばあちゃん”の生活の断片から、シニアの「朝食」に対する価値観そのものを垣間見ることができるのです。

さて、私たちにとって嬉しい誤算があります。それは、食品に関わる全国津々浦々の中小企業の方々からのご登録が想像以上に多いこと。現実に発信されているものはそのうちの僅かですが、地方の農家や企業の持つ貴重で膨大なコンテンツは心動かされるものばかりです。「旬」や「季節」は、自然から私たちへのいわば”メッセージ”、そのメッセージを日々感じながらお仕事をされている皆さまからすれば、「旬」や「季節」が「食べたい力」の源泉であることは身を以て感じていらっしゃることかもしれません。そんな方々に共感していただけていることが私たちの大きな力になっています。

さらに示唆に富んだお言葉を大手メーカーの開発やマーケティングの方から多くいただいています。「食のトレンドレポートをコンシューマーにこそ届けて欲しい。それこそがメーカーの力になるんです。」と。食に関しては情報伝達ギャップが確かに存在します。こんな形で反響がいただけるようになってきたことを嬉しく思っています。反響がかたちになった時には、何か皆さまのお役に立てるサービスをお届けできるかもしれません。どうぞ気長にお待ちください。

「皆で食の未来を創っていく」という大きなテーマで始めた”食のトレンドレポート”。引き続き皆さまには「食のトレンド」を読み解くセンス、そしてお仕事や生活に活用できる知恵のベースをお届けしたいと考えています。ご登録がまだの方も、是非ご登録してお読みいただければ幸いです。

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食のトレンドレポート

【食のトレンドレポート Vol.15】“スポーツクラブからのヤオコー”〈食べたい力〉の文脈をみておく！！

2016年2月15日 tsujinaka

【目次】“スポーツクラブからのヤオコー”〈食べたい力〉の文脈をみておく！！

漬物にも〈旬〉がある
若い世代の「ナムル」化現象
「接続詞」をみて生活文脈をたどる
「地獄の口」が開いている

執筆：辻中俊樹
（マーケティングプロデューサー）

食のトレンドレポートVol.15が配信されました。本号では、前号に続き、猛暑でも体を動かし、買い物をして食べたいものを食べるシニア女性の象徴的な例に隠された食のトレンドを深堀りしていきます。皆さまはこのようなシニア特有の生活を「能天気」ととらえてしまってはいないでしょうか。実はこのような生活シーンの裏側には、シニアならではの切実な心理が働いていることを見逃してはいけません。

レポートには毎号必ず食に関する「なるほど！」のエッセンスを含めています。皆さまは、そのエッセンスを開発やマーケティングの現場でどのように活用されるでしょうか。リアルな「生活シーン」をお伝えしたいという気持ちで創刊から配信してきました。レベルが高いというお声もいただく中で、しっかりとついて来てくださっている熱心な読者の方がいらっしゃることも嬉しく思っています。

読み続けて頂くなかで、少しでも現場で活きるスキルに変えていただけるように大切なことは繰り返して説明するようにしています。まずは事実に目を向けてトレンドを見る目を養い、知恵のベースを固めていきましょう。本号も是非お見逃しなく！まだご登録がお済みでない方も、ぜひご登録してお読みください。