【節分】恵方巻きのなかでもキンパなどの肉巻が増加傾向。手巻き寿司も2012年頃から増加傾向。

恵方巻きでは太巻きとキンパが人気。手巻き寿司が増加傾向

節分の食の代名詞となった巻き寿司・太巻きは全体として増加傾向にありますが、その中でも二つのトレンドがみられました。一つはキンパ(韓国ののり巻きでキムパプともいわれます)がここ数年増加傾向にあること。キンパは豚肉や牛肉を使った海苔巻きで、韓国ではファストフードとして定着しています。節分の巻寿司としてスーパーで「キンパ太巻」としてもPRされているため家庭でも作る人が増えているとみられます。もう一つのトレンドは手巻き寿司が増加傾向にあることです。手巻き寿司は2012年頃から節分の使用頻度も増加傾向にあるとみられます。ちらし寿司は圧倒的に3月の桃の節句の需要が多いといえそうです。

巻き寿司にけんちん汁を合わせる傾向もみられる

かなり小さな動きではありますが、恵方巻きにけんちん汁を合わせる傾向もみられます。googleトレンドで見ると、ひな祭りが「ちらし寿司+お吸い物」となっているのに対し「恵方巻き+けんちん汁」との訴求も考えられます。