【ファミリーレストラン】2014年12月 ファミリーレストランD 都内某店メニューの特徴

ローストビーフ

12月にはクリスマスの影響もあり肉料理への意識が高まる(写真はイメージ)

パンケーキ

季節ごとにソースを変え依然パンケーキが主流。和スイーツの増加傾向もみられる。(写真はイメージ)

ローストビーフ、すき焼き、サーロインステーキなど牛肉料理がメイン

2014年12月のファミリーレストランD 都内某店のメニューのメインは牛肉料理で、サーロインのローストビーフ、サーロインのすき焼き仕立て、サーロインステーキ、フィレとフォアグラのロッシーニ風、ビーフシチュー、ローストビーフ〜、ビーフシチューハンバーグとなっています。各種税込約2000円と高めの価格設定ですが、ボリュームとリッチさを押し出しています。

日替わりランチは、ハンバーグ+コロッケ(デミor和風ソース)、唐揚げ+春巻き、油淋鶏の4品となっています。ランチは、和定食が、さばの塩焼き、カキフライ、いくらごはん+うどん、ぶりの味噌焼の4品となっており、和定食は魚介で占められています。

美容健康系メニューは、きのこの美健麺(ほうれん草を練り込んだ中華麺)、唐揚げと野菜の丼、アボカド・蒸し鶏・ひじきの丼、きのことサーモンバーグの丼、かぶのスープごはんの5品となっています。特徴的なの全て丼で仕立てられていることと、野菜(きのこ、アボカド、トマト)が目立っていることです。美容健康系メニューのユーザーはカフェ世代でもあり、丼やワンプレートに馴染みが深いためか、カフェ風メニューに仕上げられているようです。また、健康・美容機能として、きのこの「菌活」が訴求されています。

生パスタは、うにといくら、ジェノベーゼ、ラザニア、マルゲリータ、たらこクリーム、ボロネーゼの6品となっています。その他、マッサマンカレー(タイカレー)、ジャンバラヤ、オムライス、チゲ鍋、ハンバーグカレードリア、カニ・うに・いくらをのせたあんかけドリア、まぐろ丼+うどんで構成されています。マッサマンカレーは「お客様の声で復活しました」という表記があり根強い人気がみられます。

美容・健康系メニューやパンケーキが目立つ

その他メニューには、キヌア(ヒユ科の疑似穀物)を使ったサラダや、ワインブール(パン)、アサイーなど、健康が意識されているものもみられます。デザートはパンケーキ3品+パンケーキの食べ放題、チョコレートパフェ2品、ケーキ3品、和スイーツ3品、アサイーヨーグルトで構成されています。またパンケーキの次にポップオーバー(アメリカのシューのようなパン)も大きく扱われています。旬のリンゴを使ったものも訴求されており、ポップオーバー、フレッシュジュース、リンゴとカシスのパフェとなっています。

ドリンクは12品が有機栽培のコーヒー豆を使ったで内8品がラテでそのなかでも2品がソイラテとなっています。ドリンクでは特にジンジャーソイラテや、フレッシュジュースが押し出されているようです。

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